キットで簡単にこぎん刺しが出来ます
久しぶりによーこがご案内します。
このところ、はぎ手芸店の店頭でもこぎん刺しのお問い合わせが増えてきました。そこで私たちスタッフも、お店に飾る作品を作ってみましたのでご案内します。
こぎん刺しは、江戸時代 津軽地方の人たちが厳しい寒さをしのぐために、布に木綿糸で指したのが始まりとされます。素朴な風合いと幾何学模様がすてきです。
ごぎん刺しの作品を見ていて思うのは、日本の伝統的な手芸なのに、何となく北欧風のデザインにみえてしまうことです。こんなところがこぎん刺しの人気の秘密かもしれません。
作品作りについてのアドバイス
1.初めて挑戦される方にはキットをおすすめします。
キットのおすすめポイント
・材料が必要なだけすべてそろっている。(本を片手に材料を一から準備するより安上がりですよ。)
・わかりやすいレシピ付きである。
2.「コングレス」という専用布を使いましょう
こぎん刺しは布目を数えて刺していきます。使用する布は、布目を数えることのできる目の粗いものが良いですよ。針通りも良いですからね。そういった意味で使用する布は「コングレス」という専用の布がおすすめです。
3.コングレスについて知っておきたいこと
コングレスはほつれやすいですから、布端がほつれないように糸でかがっておくか、ほつれ止めを塗っておきます。
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コングレスにはタテ ヨコの布目があります。確認してお使いください。伸びる方がヨコです。
4.こぎん刺しは布目を数えながら刺します。指し始める前に、10目ごとにしつけをしておくと助かりますよ。
こぎん刺しは布の細かい目を見ながら刺します。老眼ぞろいのはぎ手芸店のスタッフは、そんな時クロバー株式会社の「クラフトルーペ 57-334」に助けられています。すごくよく見えます。
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5.こぎん刺しには専用の「オリムパスこぎん針」を使うのが基本ですが、代用品としてクロスステッチ針も使うことができます。
こぎん刺しおすすめキットのご案内
オリムパス製絲株式会社
本もいろいろ出版されていますからご案内しておきます。
9月15日(木)発売予定
日本ヴォーグ社
こぎん刺し模様遊び NV70385
東北の刺し子(仮) NV70365