糸暦(いとごよみ)

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糸がらみなどトラブルのおきにくいミシンを選びましょう|ミシン初心者のためのミシンの選び方(7)

ミシンの修理で、糸がらみのトラブルはたくさんあります。一度絡んでしまうとどうしようもなくなって修理にお持ちになります。

修理の内容としては、手間はかかりますが難しい修理ではないので、お預かりしてすぐに直しています。

ミシンの「糸がらみ」について

糸がらみには二通りの症状があります。

一つ目の症状は、布の裏に糸がいっぱい出ている場合です。この場合は上糸の糸調子が効いていないことが原因です。

そして上糸の糸調子が効かなくなることの原因は99%、糸のかけ方に原因があります。ミシンを使っている人に原因があるということです。

 

ですから、この場合は糸のかけ方を正しく理解していただくことによりトラブルが起きなくなります。

このことについては、このブログの「ミシンの使い方第1回」と「ミシンの使い方第3回」で説明してありますのでよろしければご覧になってください。

 

もうひとつの症状は、天秤周辺(上糸がけをする時の糸の通り道。縫っているときに上がり下がりする銀色の部品の周辺)に上糸が絡まって、プーリー(手で回すところ)が重くて回らない場合です。

この場合の原因はスタートの仕方です。ミシンをスタートさせるとき、上糸を十分に引き出しておいてスタートしないと、上糸が逆戻りしてしまって天秤周辺に絡んでしまうのです。

この場合もミシンの使い方に原因があることになります。

この点についてもこのブログの「ミシンの使い方第6回」で説明していますのでよろしければご覧になってください。

糸がらみのおきにくいミシンを選びましょう

さて、ここからが今回の本題です。

糸が逆戻りしてしまって天秤周辺に糸がらみしてしまう事のないミシンがあることを知ってください、ということをお伝えしたいのです

ミシン購入の際には、ミシンの選び方のポイントとして、糸がらみトラブルのおきにくい「自動糸切り」機能付きのミシンを選びましょう。

ミシンの選び方

縫い終わりにはさみを使わなくても、自動的に糸を切ってくれたり、スイッチを押すことによって糸を切ってくれたりする機能が自動糸切りです。

ミシンの選び方

自動糸切りで糸を切った後、下糸は針板の下に隠れて表に出ていません。上糸は5~8㎝くらい出ています。

次に縫い始めるとき、上糸も下糸もそのままでスタートしても糸がらみトラブルがおきません。上糸の出方が少ないので、もう少し長めに引き出したくなりますが、その必要がないのです。

つまり自動糸切りのミシンを使えば、上糸が天秤周辺に糸がらみするトラブルが起きないということなのです。

ミシンの選び方
ブラザー ソレイユ600

 

自動糸切り機能はたいへん優れた機能なのですが、さらに、こんないうれしい隠れた性能を併せ持つすばらしい機能です。

これからミシンの購入をされる場合はぜひ自動糸切り機能付きのミシンをご選択ください。

ミシンの選び方

自動糸切り機能の付いたミシンには自動止め縫い機能も付いています。

この二つの機能をあらかじめ設定しておくと、返し縫いと糸切りをすべて自動でやってくれます。この操作を身につけるとミシン仕事がすいすいと進んで、楽しさ倍増。他のミシンを使えなくなります。

さらに糸がらみトラブルもなくなるのですから、こんなうれしいことはないですよね。ミシン購入の際にはぜひ自動糸切り機能の付いたミシンを選びましょう。

ミシンの選び方
JUKI HZL-F3000

ネットで販売されている類似機種はこちら

ミシンの選び方
ジャノメ PE890

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投稿者

下萩浩明(はぎ手芸店オーナー)
手芸店の経営傍ら、手芸教室なども行っております。
全国の手芸ファンのために、ハンドメイドに関する情報や知識を配信してまいります。

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