夏休み手芸受賞作品の紹介
夏休み手芸に何を作ろうか悩んでいる皆さんに、今回は実際にお客様がお作りになってコンクールで受賞された作品をご紹介します。
高山市清見町の角川さんは手作り大好き家族です。
お母さんは子供が小さい頃、近所のママ友から入園入学用品の製作を頼まれて、毎年何人分もの入園入学用品をお作りになっていました。はぎ手芸店とはその頃からのおつきあいです。
そんなお母さんの元に育てられた娘さんお二人も手作り大好きです。
長女莉沙さんが清見中学校2年生の時の夏休み手芸作品が「ふわふわカルタ」です。
キルトの巾着袋に入っています。
開けると大きなレッスンバッグのようなものが出てきました。
開くと、かわいい手作りマスコットとひらがなのアップリケをあしらったモチーフがマジックテープでつけられたタペストリーになります。
別のポーチに入っていたのは手作りカルタ。このカルタの言葉を考えるのは大変だったでしょうね。
見事!第3回岐阜県中学生「ものづくり」作品コンテスト 優秀賞受賞!!
当時の応募用紙を見せていただきました。
作品制作の願い
私の夢は将来保育士になることです。幼児が楽しく遊びながらひらがなやカタカナを覚えることができるように願いこの作品を作りました。夢を実現させぜひこの作品を子供たちと一緒に使いたいと思います。
作品制作で工夫した点
幼児が楽しく使用できるようにタペストリー型にしました。また、タペストリーはカルタをつけたまま折りたたんでバッグ型に収納できるようにしてあります。カルタの言葉は子供の好きな歌やお話から考えました。
作品の感想
私は、この作品が思い通りにできあがりとても満足しています。ぜひ実際に幼児に使ってもらい子供たちの喜ぶ顔が見てみたいと思います。
莉沙さんは現在見事夢を実現させ、高山市内の保育園で保育士さんとしてご活躍中です。もちろん子供たちと一緒にこのタペストリーで楽しく遊びながら、ひらがなやカタカナの勉強をして見えるそうです。
さらに妹の舞希さんが中学2年生の時、清見中学校が Stylish☆Design Contest☆2007に応募。そのときのメンバーの一人だった舞希さんの作品がこれです。
当時のコメント。「大好きだったデニムのジーンズを手放したくなくて、かばんに変身させようと作品にしました。デニムのジーンズ2本分のお気に入り部分をつぎはぎし、肩ひもはベルト部分として利用しました。」
見事!清見中学校 特別賞受賞!!
舞希さんの作品もしっかり掲載されました。
姉妹が二人とも受賞するなんてほんとにすごいですよね。
もちろんお母さんはいろいろアドバイスしたり、はぎ手芸店へ娘さんを連れて買い物に来たりと、バックアップはして見えましたが手は出さなかったそうです。
ほんとにすごい家族です。皆さんも夏休み手芸 受賞目指してがんばってください。