糸暦(いとごよみ)

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良い品質の手芸綿とは?手芸綿の選び方

日頃何気なく使っている手芸綿。

品質にこだわって購入している方は少ないと思いますが、品質の違いによって作品のできばえが違うことはもちろんの事ながら、作業の進めやすさにも違いがあります。

ぜひ品質の高い手芸綿を使って手作りを楽しんで下さい。

 

一口に綿と言ってもいろいろな綿があります。

布団や衣料に使用する絹や綿(めん)の綿等もありますが、今回は手芸でちりめん細工やぬいぐるみなどをお作りになる方がご使用になる、一般的なポリエステル手芸綿の選び方についてお話しします。

「つぶ綿」の特徴

一般的な手芸綿はシート状になっていてちぎって使いますが、つぶ綿は名前の通り綿がつぶ状になっています。

つぶになっているので、細かいパーツにも詰めやすく作品がきれいに仕上がります。

 

また、綿に弾力があるので少ない量で作品に張りが出ます。つまり軽い作品を作ることが出来ます。

こだわりのある方にはぜひこの綿をお使いにあることをお勧めします。

つぶ綿の欠点

ただし欠点が一つ。価格が高いことです。

一般的な手芸綿に比べて約三倍の価格になっています。

手芸綿

写真の左が一般的な手芸綿の300g。右がつぶ綿の100gです。

つぶ綿の方が少ないグラム数で張りが出ます。

価格より使いやすさ、作品の仕上がりの良さを重要視される方はつぶ綿をぜひお試し下さい。

「シート状の手芸綿(たたんである手芸綿)」の特徴

一般的な手芸綿で皆さんが日頃お使いになっているのがこのタイプです。

袋から出すと3~4倍、良いものは6~8倍程度に膨らみます。

 

さてここからが今回の本題になるのですが、単にポリエステル製のシート状手芸綿といってもたくさんの種類があります。ポリエステルを綿に加工する工程でたくさんの種類に分かれます。

加工の仕方で品質に大きな差が出ると言うことです。この差は見ただけではわかりにくいのが難点。使ってみないと分かりません。

 

一番安いものは、スーパーやホームセンターで売っているクッションの綿。使っているうちにつぶれてぺしゃんこになってきます。

そして100円均一の手芸綿。袋から出してもそんなに膨らんできませんよね。綿を詰めた作品がどうしても重くなってしまいます。

手芸綿

こちらは弊社でおすすめしている手芸綿ですが、袋から出すとみるみる膨らんできてごらんのようになります。

手芸綿

目分量ですが、5~6倍どころかもっと膨らんでいるように感じます。この手芸綿、使ってみると感じますが、ものすごく良いです。

今までより仕事がしやすく作品作りがはかどりますし、つぶ綿のようにきれいな作品に仕上がるようになります。

 

これまで弊社で扱ってきた手芸綿も決して品質の悪いものではなくて、お客様からも評判の良いものです。

ところがこの綿と比べてびっくり。上には上があるものだとつくづく感じましたし、勉強不足を痛感いたしました。

 

この手芸綿があまりにもふんわりしっとりした感触なので、これまでの手芸綿がぎしぎし感じてしまいます。

そして何より、細かい部品に綿を詰めるとき跳ね返ってきません。小さなパーツにもしっかり綿が収まります。

綿に弾力がありますので、少ないグラム数で作品に張りが出て、きれいに仕上がります。

 

また、安い手芸綿のようにつぶれてきにくく、たとえつぶれてきても洗うとふんわりと戻ります。

つぶ綿と同じような長所があるわけですが、つぶ綿ほど高くありません。一般的な手芸綿より少し(2~3割)高い程度です。

シート状手芸綿の欠点

こんなに良いことだらけの手芸綿なのですが、欠点は見分けがつきにくいことです。

見ただけではその違いが分からず、商品もいろんなパッケージがありますから、お客様からすれば「どれを買えば良いのか分からない。」と言うことになってしまいます。

弊社のお客様なら写真の綿をご覧に入れて「これですよ」と言えるのですが・・・

手芸綿を選ぶときは…

手芸綿の選び方をお伝えするためにこのブログを書いているのに、結論が、「お客様には見分けがつきにくい。」とは!

こんな結論で申し訳ありません。

結局の所、「信頼できるお店の方によく相談していただいて、お買い求め下さい。」としかいえません。

日本全国で購入可能な手芸綿の中で私がおすすめできるのは、ハマナカの手芸綿です。結構品質の高い手芸綿だと思いますが、弊社で販売しているものと比べると、一点だけ違いがあります。

細かい部品に綿を詰めるときに跳ね返ってきて詰めにくいことがあります。この点が改善されると良い商品だと思います。

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投稿者

下萩浩明(はぎ手芸店オーナー)
手芸店の経営傍ら、手芸教室なども行っております。
全国の手芸ファンのために、ハンドメイドに関する情報や知識を配信してまいります。

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