赤ちゃんをおんぶするとき、かつては誰もが当たり前のように使っていた「ねんねこ」「亀の甲」ですが、近頃目にすることが少なくなってきました。
手作りをする人が減ってきたことと、スリングのような今時のすてきな商品がいろいろありますからやむを得ないのかな?
それでもお母さんが家事をするときには、赤ちゃんをだっこしていると大変ですから、おんぶする方がいいと思います。
そして、寒い季節におんぶした赤ちゃんの寒さを防いでくれるのが「ねんねこ」「亀の甲」です。
少なくなってきたとはいえ、「ねんねこ」「亀の甲」を作るための材料を弊社(はぎ手芸店)で買っていただくお客様は今でもあります。
そんなときに必ずおすすめして買っていただいているのが「ねんねこ」「亀の甲」用のDカンです。
本当はDカンではありません。正式名称がわからないので、「ねんねこ」「亀の甲」用のDカンと呼んでいますが、写真のように爪のついたDカンのような商品です。
普通のDカンとは違って、爪がついているおかげで「ち」がしっかり収まってDカンが斜めになりません。
昔の商品ですがよく考えて作られています。
さてこの「ねんねこ」「亀の甲」用のDカンですが、20年以上前に廃番になっています。
当時はぎ手芸店ではまずまず売れる商品でしたので、廃番になることがわかってたくさん仕入れをしました。ですから今でも店頭で普通に販売しています。
これまで普通の商品と思い込んで販売していましたが、よく考えてみれば「ねんねこ」「亀の甲」用のDカンが手に入らなくて困っている人がいるかもしれないことに、今更ながら気がつきました。
そこで今回の記事を書いてみる気になりました。
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