オリムパス株式会社から発売されて「くぐり刺し」を私ははじめて知りました。
刺し子のひとつ「くぐり刺し」は、ベースとなる刺し子部分の上に、針穴を使って糸をくぐらせて柄を作る技法です。
くぐる向きを変えることで、様々な模様が生まれ、創作の楽しさを感じるのが魅力です。
くぐる糸は裏地にひびかないのも、くぐり刺しの特徴です。
「刺して、くぐる」楽しい刺し子の技法です。
「オリムパスのくぐり刺し」はこちら
刺し子の技法
「刺し子の技法」と言っても、様々な種類があるのはご存知ですか?
代表的な3つの技法を紹介します。
刺し子
- 運針のみの技法
- 裏まで刺す
- 曲線も刺せる
- 初心者向け
- リハビリにも最適
一目刺し(ひとめさし)
- 縦 横 斜めと一定の針目で刺し進めると模様ができる
- 裏まで刺す
- 直線刺しで表現する
くぐり刺し
- 「刺す」と「くぐる」二つの技法で作る
- 見栄えが良いのに簡単
- 曲線も表現できる
くぐり刺し 基本の進め方
- 図案に沿って縦に刺し進めます。
- 次に横に刺し進めます。
- 縦・横に刺した針目に糸をくぐらせていきます。
糸の重なりから生まれる立体感の美しさは、「剌す」と「くぐる」の二つの技法で作り上げる「くぐり刺し」ならではの魅力です。
布や糸の色を変えていくことで表情がまた変化します。
早速、オリムパス株式会社のキットに挑戦しています。
細かく刺していくので、時間がかかってたいへんですが難しくはありません。
たくさん刺す分だけボリュームが出て、刺し子らしい質感が出てきそうです。

