糸暦(いとごよみ)

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手縫いの針なら「三條本家みすや針」がおすすめ

「品質の高い手縫い針と言えば、三條本家みすや針」ということは、着物を手縫いで仕立てているプロの方たちには常識のようですが、ご存じない方も多いのではないでしょうか。

着物に使う絹の生地は目が詰まっていて、針通りが悪いので縫うのが大変です。

縫いやすくするために針は細い方が良いのですが、細くなれば針の耐久性は落ちて折れたり曲がったりしやすくなります。

 

細くて針通りがよく、しなやかで丈夫な縫いやすい手縫い針。

矛盾する課題を克服しているのが、日本の伝統的技術に裏付けされた三條本家みすや針なのです。

まさに日本品質ここにありです。

 

実際に使ってみると、手にしたときの印象はこれまで使い慣れている針と何ら変わりません。同じように感じます。

ところが生地に針を通した瞬間に、がらっと印象が変わります。

スーッと針が滑るような感じで生地を通っていきます。

 

特にこれまで使っていた針で縫いにくいと感じていた生地を縫ったときには、すごく感動しました。

今までの苦労が嘘のようです。もっと早くみすや針に出会いたかったと思います。

 

比較しているこれまでの手縫い針の品質が悪いわけではありません。

私は手芸店のオーナーですからこれまで使っていた針も日本製ブランドの針です。

みすや針はさらにその上を行く高品質な手縫い針だと言うことです。

 

縫い物の好きな方はぜひみすや針をお試し下さい。感動しますよ!

みすや針はこちら

三條本家みすや針の特徴

みすや針
出典:三條本家みすや針

この後は「三條本家みすや針ホームページ」にのっている説明の引用です。

私が感動したみすや針には、伝統的な技術によるこんな裏付けがあるのです。

針は小さな刃物です。
刀と同じように鉄を鍛えて作ります。

みすや針』の一番の特徴は、縫うときに抵抗がないことです。

1、針先

針の先に肉眼では見えない程度に角度をつけています。

これは、鋭くとがらせすぎて繊維を切断しないよう、むしろ繊維の間をくぐり抜けるようにという配慮のためです。

2、表面

研磨の工程で細かな縦筋をつけております。

これは、針が繊維を通るときの摩擦をなるべく少なくし、布通りをよくするのです。

3、針穴

丸穴です。最大限に大きな穴があき糸通しが容易です。

穴の内側もやすりで磨いておりますので、糸が引っかからず、糸切れしにくく抵抗が少なくなります。

また、最も抵抗を少なくしている理由として、針穴に糸を通したときに針の太さと同じになるようにしています。

4、強度

強く粘りのある針にするため独自の熱処理を施し、針の先部分は硬め、針穴周辺は柔らかめ、胴に当たる部分には弾力を持たせるようにしております。

このため、『みすや針』には弾力性があり、「曲げたときに、一瞬曲がって折れる」と言った最もよい針の条件を満たしております。

5、仕立て

針を手の上にのせ、針先、針穴、胴の傷、曲がり、硬度の検査等1本1本調べ不良品を取り除き全てが満足に使用できる針であることを確認しております。

6、その他

布通りに一番適した針にするため、メッキ加工はしておりません。

みすや針には以上のように、小さな針1本にも、たくさんの工夫をしているのです。

みすや針の歴史

私どものお店『みすや針』は、東海道五十三次の始発点、そして江戸日本橋からのお人達には旅の上がり、京の三条大橋にございます。

荷物にならない良質の京土産と喜ばれ、旅のお人によって全国に知られるようになりました。

 

お店を今の場所においたのが江戸初期のことです。

当時の当主から数えて現在十七代目、「『みすや』の暖簾をくぐれば、針がようなる」と言われたように、針の選別には今も自信がございます。

みすや針』という名の由来 お針を使って頂いたお客様からの「使いやすい」とのお言葉を励みに、末代までお針を扱っていくことが「使命や」と思っております。

 

現在の場所にお店を構えた当時、『池ノ端針』の家号で商いをしておりました。

1651年より宮中の御用針司となり、『みすや』の家号は、1655年に、後西院天皇(後西天皇1637~1685)より賜りました。

御所で針を造っておりました私どもの先代が、「清め」の意味と、その技が秘術であったことから、御簾(みす)の中で作業をしておりました。

この様子を天皇様がご覧になったためと思われます。

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投稿者

下萩浩明(はぎ手芸店オーナー)
手芸店の経営傍ら、手芸教室なども行っております。
全国の手芸ファンのために、ハンドメイドに関する情報や知識を配信してまいります。

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