糸暦(いとごよみ)

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ミシンを使うとき、適正なミシン糸を使ってください。|ミシン初心者のためのミシンの使い方(10)

ミシンに合ったミシン糸をお使いください

店頭でミシンの修理をお預かりして、たまにこんな事があります。

 

修理のミシンを私が使ってみると、問題なくきれいに縫えます。そこで掃除などの簡単なメンテナンスをしてお客様に説明します。「悪いところはなかったので、上糸と下糸のかけ方を練習して帰ってください。」

 

この時点で私は、「ミシンに問題はないのだから、お客様のミシンの使い方に原因がある。」と思っています。ところが数日後、そのお客様から「やはりミシンの調子が悪い。家でやってみたらきれいに縫えない。」という連絡が入りました。

 

そこで、「調子が悪いそのままの状態でミシンを持ってきてください。生地と糸を外さずそのままにして持ってきてください。」とお客様にお願いして、ミシンを持ってきていただきます。

 

再びご来店いただいたお客様のミシンをみると、使っているのが100均のミシン糸。糸をシャッペスパン60番に替えて縫ってみるときれいに縫えます。原因はミシンでもお客様の使い方でもなく、ミシン糸にあったのです。

100均の糸すべてが悪いというわけではないのでしょうが、こんな事が時々あるのです。

 

せっかく良いミシンをお使いなのに、こんな事が原因で苦労をされたわけです。ミシンを使うとき、ミシン糸も重要な要素です。適正な糸をお使いになることをおすすめします。

 

普通の綿の生地を縫うのであれば、フジックス株式会社の「シャッペスパン」または、カナガワ株式会社の「シャッペ」をお使いになればほぼ間違いありません。個性的な生地を縫うきにどんな糸を選ぶと良いのかは、糸暦のブログ「平成28年8月25日(木)第1回糸の選び方」「平成28年9月2日(金)第2回糸の選び方」をご参照ください。

 

または、手芸屋さんの店頭でご相談いただくのが良いかもしれません。

ご参考までに

糸暦のブログ「平成28年8月30日(火)の第9回ミシンの使い方」にも書いていますが、私たちがミシンの点検をするときの原則は以下の通りです。

 

  • 糸 シャッペスパン60番
  • ミシン針 オルガンHA×1 #11
  • 生地 ブロード2枚重ね

 

この条件で縫ってみてきれいに縫えれば、ミシン本体に調子の悪い原因はないということになります。すべてのミシンはシャッペスパン60番で縫えばきれいに縫えるはずです。ということになります。

 

 

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投稿者

下萩浩明(はぎ手芸店オーナー)
手芸店の経営傍ら、手芸教室なども行っております。
全国の手芸ファンのために、ハンドメイドに関する情報や知識を配信してまいります。

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