ロックミシンの使い方
ロックミシンをお持ちのお客様で、縁かがり縫い(一般的なロックミシンの使い方)しか使って見えない方が意外と多いと思います。
ロックミシンはスピードは速いし、仕上がりもきれいだし、簡単だし、普通の縁かがり縫いが出来れば十分なのですが、もう一つのロックミシンの使い方「巻き縫い」に挑戦してみて下さい。
「巻き縫い」というロックミシンの使い方を身につければ、今まで以上に「ロックミシン持ってて良かったー」と感じられると思います。
それでは、「巻き縫い」で何をするのか。
ハンカチを作って下さい。お好みの生地の縁をぐるっと巻き縫いするだけです。
はぎ手芸店では、この季節Wガーゼで作ったハンカチがよく売れます。
Wガーゼを適当な大きさに切って「巻き縫い」というロックミシンの使い方で縫うだけですから、とっても簡単です。
Wガーゼはこのところよく売れているので素敵な柄がたくさんあります。
手芸屋さんでお好みの生地を探してぜひ挑戦して下さいね。
「巻き縫い」というロックミシンの使い方について
古いタイプのロックミシンは、「巻き縫い」に切り替えるのに針板の切替が必要だったりしてめんどくさかったのですが、最近の機種は取扱説明書に書いてある通りに各つまみを調整するだけですから、すぐに出来ると思います。
巻き縫いをきれいに仕上げるコツ
- 縫い初めは、カラ縫いした糸を軽く向こう側へ引き気味にして縫うときれいに仕上がります。
- 上ルーパーの糸にウーリーナイロン糸を使って下さい。ウーリーナイロン糸は糸の表面がもわもわしているので、巻き縫いの仕上がりがきれいに見えます。
「巻き縫い」というロックミシンの使い方は、薄い生地を得意とする縫い方です。
薄い柔らかな生地でスカーフを縫う時などにはもってこいの縫い方ですよ。